流行りの自社株買いについて調べてみました

      2016/05/03

最近、自社株買いを行う企業が増えてきたと思います。
今年の3月までの自社株買いの実施額は約5兆円で過去最高です。
 
マイナス金利による影響で銀行の金利が安くなりました。
ゆうちょは今日(3/14)
定額貯金、定期貯金の金利を0.01%にしました。
他のメガバンクも同様の金利です。
 
3年で企業内部留保は69兆円も増えており、
使用する予定のない内部留保も多いと思います。
 
その潤沢な資金を金利0.01%の銀行に預けるより
自社の株を買った方がいいとの判断を
する企業もあると思います。
今後も自社株買いをする企業は多くなると思います。
 
ソフトバンクは絶妙なタイミングで
自社株買いをしましたね。
 

▼自社株買いとは

自社の株式を市場から買い戻すこと
 

▼自社株買いの目的

 ・株主への還元対策
  自社の株式が割安の場合は「自社株買い」
  自社の株式が割高の場合は「配当金」で
  株主還元する企業が多い
 
  株主還元が目的の場合、
  自社のことを一番よくわかっている
  自分自身が株を購入するのだから
  自社株買いを行っている企業は
  割安である可能性が非常に高い。
  目的がストックオプションの場合もあり、
  自社株買いの目的には注意。
 
 ・ストックオプション(従業員持ち株制度)
  ストックオプションを利用する株式を
  市場より取得する為に行う
 
 ・敵対的買収の防衛策
  自社が保有する持ち株の比率を高め、
  敵対的買収を避けるために行う
 

▼自社株買いによる投資家のメリット

  発行株式総数が減る為、
  1株あたりの資産価値や純利益が向上
 

▼自社株買いの注意点

 ・自社株買いを実施後の自己株式の扱いは
  「処分」「消却」そのまま「保有」のいずれか
  「処分」:自社株買いの反対の自社株売りのイメージ
       発行株式総数が増える為、
       1株あたりの資産価値や純利益が悪化
  「消却」:消却した自己株式は元に戻せないので
       「処分」のリスクがなくなる
  「保有」:自社株買いを実施後はたいたいこの状態。
       「処分」のリスクが残る。
       「消却」の実績がなく、
       自己株式の保有割合が高く、
       資金調達ニーズが高い場合は
       「処分」される可能性が高いので注意
 ・自社株買いは必ず行われるわけではない
  発表後に実施しなくても罰則はない
 

▼自社株買いのデメリット

 ・「消却」した場合、償却額の資産および
  同額の自己資本が減少する。
  運転資金が減る為、余剰資金でない場合は
  経営が苦しくなる。

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