しれっと増税、再生エネ賦課金 4割増で電気代アップ
2016/05/03
電気代に含まれる再生エネ賦課金というのをご存知でしょうか?
これが年々すごい勢いで増えています。
▼再生エネ賦課金とは
電気の使用料に応じて全ての人が支払う必要があります。
集めた再エネ賦課金は、
電気事業者が買取制度で電気を
買い取るための費用に回され、
最終的には再生可能エネルギーで
電気をつくっている方に届きます。
つまり太陽光発電等で作られた電気は
この再生エネ賦課金を支払っている
我々が購入しているのです。
▼再生エネ賦課金(標準家庭月額)
平成24年度:月66円 年792円
平成25年度:月105円 年1260円
平成26年度:月225円 年2700円
平成27年度:月474円 年5688円
平成28年度:月675円 年8100円
※未稼働状態のものがかなりある為、さらに値上がり予定
▼なぜこうなった
- 制度が始まった時に設定した「買取額」が高額すぎた
- 制度は民主党、菅直人元首相の退陣条件として成立させた
- 日本の再生エネ買取価格はドイツの2倍で世界一高い
- 今は買取額を下げているが、旧価格で契約していた業者はそのまま
▼現状の再生エネ電気
・日本全体の発電電力量の数%
・天候に左右されて不安定電源
・費用対効果は最悪
▼感想
せっかくの再生可能エネルギーも
民主党が設定した高額な買取価格のせいで
印象は最悪です。
原油安の値下げ分が再生エネ賦課金で
帳消しになっており、
原油安になっていなかったらと思うとゾッとします。
経産省は早急に政策のミスを認めて
何らかの対応をして欲しいです。
政策のミスを国民に押し付けるのは
やめていただきたいです。
無駄なものに浪費させられている限り、
消費は増えないと思います。