auカブコム証券の信用取引手数料無料化がクロス取引にとっては改悪
2019/12/15
auカブコム証券(旧カブドットコム証券)が2019年12月16日以降の信用取引費用について詳細を発表しました。
auカブコム証券(旧カブドットコム証券)の変更後の手数料

信用取引手数料
全てのお客さまが完全無料化
買方金利引き上げ
制度信用取引:2.98%⇒3.98%
一般信用取引:2.79%⇒3.79%
(金利優遇プラン適用中のお客さまは、現行のままの優遇金利適用)
貸株料引き上げ
制度信用取引:変更無
一般信用取引(長期):1.50%⇒2.25%
一般信用取引(売短®):3.9%⇒5.85%
(全てのお客さまが引き上げ対象)
品受/品渡に関する事務手続き料(※新設)
品受・品渡金額
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品受/品渡しに関する事務手続き料
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10万円以下
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90円
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10万円超~20万円以下
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135円
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20万円超~50万円以下
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180円
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50万円超~60万円以下
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539円
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60万円超~70万円以下
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629円
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70万円超~80万円以下
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719円
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80万円超~100万円以下
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760円
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100万円超~200万円以下
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940円
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200万円超~500万円以下
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1,100円
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500万円超
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1,200円
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※金利優遇プランが適用されているお客さまにつきましては、本事務手続き料は発生いたしません。
品渡
SBI証券でいう『現渡』と同じ意味
金利優遇プランとは
▼適用条件
- 前1ヶ月の建玉残高3億円
- 前1ヶ月の新規建約定代金合計4億円以上
一番簡単なゴールドプランですら厳しい条件です。
信用手数料無料化を喜んだ分を返して欲しい
クロス取引単体で見れば、貸株料が引き上がった分改悪でしょう。
貸株料が上がるのは覚悟していました、ただ・・・新たな手数料が新設されるのは予想外でした。
今後の手数料無料化もどこで帳尻を合わせてくるのかわからない為、あまり楽しみではなくなりました。
▼auカブコム証券