株の為に勉強するなら日商簿記よりビジネス会計検定がいい理由とは
2019/11/30
日商簿記とビジネス会計検定を比較してみます。
日商簿記

データそのものを処理
- 3級:基本的な商業簿記を修得し、経理関連書類の適切な処理や青色申告書類の作成など、初歩的な実務がある程度できる。
- 2級:高度な商業簿記・工業簿記(初歩的な原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できる。
- 1級:極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、会計基準や会社法、財務諸表等規則などの企業会計に関する法規を踏まえて、経営管理や経営分析ができる。
ビジネス会計検定
既に処理されたデータを活用
- 3級:会計の用語、財務諸表の構造・読み方・分析等、財務諸表を理解するための基礎的な力を身につける。
- 2級:企業の経営戦略や事業戦略を理解するため、財務諸表を分析する力を身につける。
- 1級:企業の成長性や課題、経営方針・戦略などを理解・判断するため、財務諸表を含む会計情報を総合的かつ詳細に分析し企業評価できる力を身につける。
日商簿記とビジネス会計検定の試験範囲
企業活動
日商簿記
会計基準
日商簿記
財務諸表
日商簿記
ビジネス会計検定
会計基準/分析
ビジネス会計検定
企業状況
ビジネス会計検定
日商簿記とビジネス会計検定の難易度
ほぼ同程度で若干ビジネス会計の方が難しいと言われています。
日商簿記とビジネス会計検定のまとめ
ビジネス会計検定試験は、財務諸表に関する知識や分析力を問うもので、財務諸表が表す数値を理解し、ビジネスに役立てていくことに重点を置いています。
青色申告を作成する場合は日商簿記の方がいいですが、株式投資の為に日商簿記を勉強しようと思っている方はビジネス会計検定の方が役に立つでしょう。