自社株買いの目的、メリットとデメリットとは

      2019/11/29

最近、自社株買いを行う企業が増えてきたと思います。
今年の3月までの自社株買いの実施額は約5兆円で過去最高です。
 
マイナス金利による影響で銀行の金利が安くなりました。
ゆうちょは今日(2016/3/14)定額貯金、定期貯金の金利を0.01%にしました。他のメガバンクも同様の金利です。
 
3年で企業内部留保は69兆円も増えており、使用する予定のない内部留保も多いと思います。
 
その潤沢な資金を金利0.01%の銀行に預けるより自社の株を買った方がいいとの判断をする企業もあると思います。
今後も自社株買いをする企業は多くなると思います。
 

自社株買いの目的、メリットとデメリットとは

自社株買いの目的、メリットとデメリットとは

自社株買いとは

自社の株式を市場から買い戻すこと

自社株買いの目的

株主への還元対策

自社の株式が割安の場合は「自社株買い」。
自社の株式が割高の場合は「配当金」で株主還元する企業が多い。
 
株主還元が目的の場合、自社のことを一番よくわかっている。
自分自身が株を購入するのだから自社株買いを行っている企業は割安である可能性が非常に高い。
目的がストックオプションの場合もあり、自社株買いの目的には注意。
 

ストックオプション(従業員持ち株制度)

ストックオプションを利用する株式を市場より取得する為に行う。
 

敵対的買収の防衛策

自社が保有する持ち株の比率を高め、敵対的買収を避けるために行う。

自社株買いによる投資家のメリット

発行株式総数が減る為、1株あたりの資産価値や純利益が向上。
 

自社株買いの注意点

自社株買いを実施後の自己株式の扱いは「処分」「消却」そのまま「保有」のいずれか。
 
処分
自社株買いの反対の自社株売りのイメージ。
発行株式総数が増える為、1株あたりの資産価値や純利益が悪化。
 
消却
消却した自己株式は元に戻せないので「処分」のリスクがなくなる。
 
保有
自社株買いを実施後はたいたいこの状態。
「処分」のリスクが残る。
「消却」の実績がなく、自己株式の保有割合が高く、資金調達ニーズが高い場合は「処分」される可能性が高いので注意。
 
自社株買いは必ず行われるわけではない、発表後に実施しなくても罰則はない。

自社株買いのデメリット

「消却」した場合、償却額の資産および同額の自己資本が減少する。
運転資金が減る為、余剰資金でない場合は経営が苦しくなる。
 

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