【確定申告】2019年から始まるIDパスワード方式のIDを早く取りに行った方がいい理由
2019/11/29
【確定申告】2019年から始まるIDパスワード方式のIDを早く取りに行った方がいい理由

早く取りに行った方がいい理由
絶対に混む
IDパスワード方式とは
今年からはじまる、自宅から電子申告(e-Tax)する手段の一つ
他には下記2つがある
- マイナンバーカード方式
- ICカードリーダライタ方式
IDパスワード方式で電子申告するには税務署からIDとパスワードを発行してもらう必要がある。
IDパスワード方式のメリット
- マイナンバーカードが不要
- ICカードリーダライタが不要
電子申告(e-Tax)のメリット
- ネットで確定申告できる為、混雑時の税務署に行く必要がなくなる
- 一部の添付書類(医療費の領収書等)の提出を省略(保管義務はある)
- 2020年から税制上お得になる場合がある※後述
税務署でIDとパスワードを取得するまでの手順
▼持っていくもの
運転免許証などの身分証明書
▼過去に電子申告した人は
利用者識別番号をメモして税務署に行くと、ID・パスワード方式も選ぶことができる番号に更新することができる。
- 税務署の総合受付で自分の番まで待つ
- アンケートと個人情報を書類に記述
- 番号札を渡されるので自分の番がくるまで待つ
- PCがある部屋に連れていかれ、個人情報をPCで入力する。(この時、数字とアルファベットを複合した8桁のパスワードを入力する必要があるので決めておくとスムーズです)
- 個人情報とIDとパスワードを印字する
- 別担当の人に印字された書類の情報と身分証明書を比較して問題がないか確認してもらう
どのぐらいかかるの?
2019年1月8日の昼前に行ってきましたが、待ち時間が5分、作業時間が5分でした。
今だからこの短い時間でできますが、確定申告期間がはじまり、税務署が混みだしたら尋常じゃない時間、待たされると思います。
特に時間がかかりそうなポイント
PCで個人情報を入力するのでタイピングが早い人ならすぐですが、
遅い人だとかなりの時間がかかります。場所にもよりますが、PCの台数も少なかったです。
あと手順を見てもらえればわかると思いますが、今年からということもあってか無駄が多いです。
カードリーダー方式の2019年からの変更点
今までは別途、電子申告用のカードリーダーが必要でしたが、2019年からはAQUOS、arrows、Xperia、Galaxyなど、一部のアンドロイド端末をカードリーダー代わりに使うことができる。
対応したスマホをお持ちの方はカードリーダー方式の方がよいかもしれません。
2020年からの税の変更点
青色申告特別控除額:65万円→55万円
ただし、正しく帳簿をつけ、
電子申告を行った場合は、65万円で据え置き
給与所得控除:10万円引き下げ
基礎控除:10万円引き上げ
給与所得控除の上限額:220万円→195万円
給与所得控除の上限額が適用される給与等の収入金額:1000万円超→850万円超
青色申告している人は電子申告の方がいずれお得になる
2020年からは基礎控除が10万円増え、電子申告すれば青色申告特別控除額は据え置きのまま。
セミリタイアしている人は青色申告をしている人も多いでしょう。
将来に向けて今年から電子申告してみてはどうでしょうか?