まるで蟹工船、セブン‐イレブンの正体

      2019/11/29

コンビニの中でもぶっちぎりの勝ち組企業。そしてブラック企業大賞2015に選ばれたセブン‐イレブンの闇についての書籍です。
 
2008年発売の書籍ですが、読んだ時の衝撃を今でも忘れていません。

セブン‐イレブンの正体

蟹工船とは

  • 低賃金で1日20時間労働
  • 風呂は月2回のみ
  • 日本軍向けの缶詰を製造
  • 国家公認の元祖ブラック企業
セブン‐イレブンは大半がフランチャイズです。
フランチャイズとは、店を経営したい人が出資し、セブン‐イレブンの経営者になるというシステムです。
 
そのフランチャイズオーナーの扱いがあまりにもひどい、まさに生かさず殺さずセブン‐イレブンが高収益である理由がこの本を読めばわかります。

ロスチャージ会計

商品が売れ残ったとしても、セブン‐イレブン本部ではすべて「売れた」という前提で粗利に組み込まれる。
そしてオーナーから実態とはかけ離れた一定割合の利益を本部が持っていきます。
 
こんな不条理なのに本部からさらに値下げ禁止を通達されています。
ちなみに値下げ禁止は違法です。

請求書を見せない

オーナー宛の請求書を売り手から本部が直接受け取ります。
オーナーは売り手から仕入れた分の請求書を見れない為、購入している商品の値段を知ることができません。
 
実際の仕入れ値との差額は・・・スタッフが美味しく頂きました。  

クレーマーには監視

当然こんなことをすればオーナーからクレームがきます。
しかし本部にクレームを出した加盟店は監視という名の嫌がらせを受けます。 

セブン‐イレブンの正体の感想

コンビニのオーナーはハイリスクローリターンだと認識させられました。
 
中身は吐きそうなぐらいえげつないです。ブラック企業大賞2015は伊達じゃないです。日本労働者の不条理さが詰まった1冊です。
 
読み物として非常におもしろいので一度読んで見てはどうでしょうか?
 
 

セブン‐イレブンの正体

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