現物株の売買手数料がゼロになる!証券会社手数料無料化の波
2019/12/15
証券会社、手数料無料化の波

auカブコム証券(旧カブドットコム証券)が2020年度中に現物株の売買手数料をゼロにする計画があると報道されました。
そしてSBI証券も2022年をめどに現物株の手数料をゼロにする方針を発表。
auカブコム証券(旧カブドットコム証券)
- 2019年12月:信用取引と投資信託の手数料をゼロ
- 2020年年明け:ETFと投資信託の売買手数料をゼロ
- 2020年度中:現物株の手数料もゼロにする方針
SBI証券
- 2019年:米国株式の最低取引手数料がゼロ(取引手数料は約定代金の0.45 %はそのまま)
- 2019年12月:投資信託、信用取引の一部手数料をゼロ
- 2022年:現物株の手数料をゼロ
マネックス証券
- 2019年12月:信用取引の一部で売買手数料をゼロ
- 2020年1月:投資信託の販売手数料をゼロ
楽天証券
- 2019年12月:投信販売手数料をゼロ
- 2019年12月:信用取引の一部で売買手数料をゼロ
松井証券
- 2019年12月:信用取引と投資信託の手数料をゼロ
手数料無料化の感想
大手ネット証券5社だけでもこれだけの手数料がゼロになっています。
他でも手数料がゼロになったというニュースをいたるところで目にします。
ホントすごい時代になったもんです。
個人投資家はますます儲けやすくなってきましたね。
優待のクロス取引なんて現物株や信用取引の売買手数料がゼロになったらあとは貸株料だけです。今後はさらに激しい取り合いになりそうです。
証券会社は大丈夫なのか?
無料化の先駆けとなったauカブコム証券(旧カブドットコム証券)はKDDIと連携しビックデータ解析に基づいた新しい証券ビジネスを探しているそうです。
証券会社の売買手数料収入は利益の約4分の1
手数料ビジネスをやめ、投資家の運用成果と自社の収益の方向が一致するように事業モデルに切り替えを進めてるそうで、証券会社には厳しい時代となりそうですが、個人投資家にとってはホントいい時代になりましたね。